10月19日 松喬さんの百年目

午後半休し、日帰りで大阪に向かう。

訃報や、今日中にやること、上役上司の指示などあり、
なかなか会社から出れず。
ようやく15時に会社を出た。
駅からホーム、電車から駅へ乗り継ぎ新幹線に飛び乗りました。
さすが座れません…(15:32発)
つくづく車付きバックに座るサラリーマンがうらやましいです。

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気持ちすっきりしたく、安い駅弁を買い、靭帯痛いの我慢し
しゃがみ食べました。(写真)

17:49 新大阪着

18:10 なんば着
松竹座 一月歌舞伎仮チラシもらう。
 ↓
法善寺参り
 ↓
コンビニ~ワッハ上方へ

18:30
松喬ひとり舞台
第6回噺はなし話

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右喬 柄かき屋
松喬 おごろもち盗人
松喬 二人癖
中入
対談
松喬さん、能楽師・福王和幸さん
松喬 百年目

ワッハ上方ホール 最前列にて。

「百年目」は、店では厳しい番頭でありながら、店の者に隠れて
遊ぶときは粋な遊びっぷりをするが、花見のとき、その姿を
主人に見つけられてしまう…

江戸と違い、船場が舞台。花見も桜宮にて。
主人が先に番頭とわかってしまうのが江戸と違うのに驚かされた。
小言でも、浄瑠璃やお茶屋遊びをまったく知らない江戸と違い、
上方は商人の町のためか、浄瑠璃もお茶屋遊びも少しの知識が
番頭は持っている風で見せる。
主人に見つかってからの番頭が思い悩む姿はたるんでしまうが、
上方は見台を使って、頬杖しながら思い考える姿は効果的である。
大詰めの主人と番頭の会話も、年季明けがあと1年とわかっており
、せんだんとなんなん草の件りに、主人の励ましとあり、感動的で
ある。
江戸は年季明けがないので、逆にもう少し店のために…という
重みが 伝わる。
すごい違いがあるが、江戸もいいが、上方はすっきりした展開である。
松喬さんは番頭は調子よく、主人は重々しく語られる。

「おごろもち盗人」は、穴を掘ってサンをとり盗みに入る泥棒が
掘った穴から手を突っ込んだところ、店の者に見つかり腕を縛られて
しまう。通りかかった者に助けを求めるが、逆に金を取られてしまう
間抜けな泥棒を描いたもの。
松喬さんのは、泥棒は凄み出しながら、どこか愛嬌ある。
店の夫婦は算段がつかずブツブツつぶやく姿がおかしい。口で
そろばんの音をパチパチ言うのも楽しい。
泥棒を助けようとして金を持ち逃げする男も調子いい。

「二人癖」は江戸の「のめる」である。
「飲める」と「つまらん」という口癖ともつ二人の男が癖をしないよう
賭けをする。
「のめる」と違い、癖を直そうというところから始まる。
「つまらん」を言わそうとして詰め将棋をつかおうとするところ、
江戸だと碁盤だが、上方は将棋となっている。
松喬さんのは、二人の腹の探りあいがおかしく、意見する隠居の
言葉も重くておかしい。言葉巧みである。

右喬さんは「柄かき屋」?
笊を売る商売を始めた男が、「あがる」という言葉が好きな堂島
相場の店の主人に気に入られるが…
かみかみながら、調子よく運ぶ。
楽屋では、ひやひや…右喬さんの姿に笑い~と松喬さんが話されて
いました。

対談は、能楽師・福王さんと。
ワキの能楽師だそうで、シテの家とワキの家があるんだと関心。
シテの家に使われるために日々努力されている姿や稽古を語られる。
独身だそうで、松喬さんが「早くお父さんを安心させてください。」
と苦言を呈す(笑)

松喬さんの落語は、店の者も泥棒も長屋の衆も、落語という非日常的
な世界と思えず、日常の中にある人々の暮らしが見えるようである。

ワッハホールの舞台の造りが囃子の御簾に、噺家が出てくるのれんの
雰囲気などよかった。


22:20 夜行バスで帰る。
バスは寝づらく首痛く、たびたび目を覚ます。
夢か、見間違えか、バスの通路に寝そべる人が目に映った…
実際は寝そべっていないのだ…幽霊??

滞在時間4時間30分でした…

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朝焼けのまちだ

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