23年5月27日 第6回大手町座 歌舞伎舞踊の楽しみ~女方の魅力~

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23年5月27日
日経ホール
19時開演
下手側

一、新曲浦島 愛之助
二、羽衣 福助、愛之助
三、鷺娘 福助

福助さんと愛之助さんでのリサイタル的な舞踊公演。
女方の魅力と題し、福助さんが羽衣と鷺娘を踊られる。
福助さんは白塗りに着付けをし女方姿で現れるが、
愛之助さんは袴姿の素踊りで女方を強調するような
演出になっている。

福助さんは羽衣では愛之助さん相手に異界の女性ぶり、
やや能がかりでゆったりと優雅に踊るよう。
小さいホールで幕切れは松の裏に階段があり、それに
登って、松が舞台袖に移動すると雲になるというもの。
見上げる愛之助さんも決まる。
愛之助さんの伯竜は扮装してない分表すのが大変そう。
きびきびと踊られる。天女に羽衣を返す優しい表情が
印象残す。

鷺娘は玉三郎さんの印象が残るが、珍しい古風な
踊り方で。
福助さんのは町娘と鷺の精が交錯し可愛らしく、
どこか悲哀がある。柔らかくゆったりと踊られ古風を
強調するかのよう。
芝喜松さんと福太郎さんが後見で引き抜きにやや
苦戦されていた。湿気など原因なのだろう。
幕切れは三段に登り飛ぶような型で幕。

福助さんのブログで拝読したが六代目歌右衛門丈が
されていた踊り方とか…今月の八ツ橋といい、
お父様の芝翫さんのお顔にも似てきたが、福助さんを
通して歌右衛門系の女方芸が今月はいくつも見られて
良かった。

浦島を開幕に踊られる愛之助さんは海や波を
感じさせるようなスッキリした踊りっぷり。
開幕らしい華やかな花形役者ぶり。

またとない公演で、大歌舞伎にはない雰囲気。
欲を言えば、開口一番にでも福助さんと愛之助さんの
挨拶や解説があれば良かったかなと思う。
平日の夜なのに席もなんとか埋まっていた。引き続き
同じような企画公演を大手町座にお願いしたい(笑)

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