23年6月日 写楽展

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写楽展
東京国立博物館 平成館

役者絵を中心にした
写楽の足跡的展示会。

歌舞伎を見ていると、外題は違えど
見たことある芝居の役者絵に微笑む。
梅川忠兵衛、顔見世で用いられる暫、亀山の仇討、
重の井子別れ、三五大切、先代萩、鞘当、揚屋、
仇討物など今の演出や内容に通ずるものや
改訂される前のものらしい芝居や役者絵に驚かされる。
今そのまま上演したら、荒唐無稽になるのだろうが、
明治維新でなくなっていった馬鹿馬鹿しい奇妙な芝居が
そこにあるよう。

写楽に歌川、勝川という絵師たちに描かれた同じ
役者絵の比較が楽しい。
漫画チックにリアルな写実、大胆な図柄に構図と三者とも
見ていてうならせる。

写楽の絵はアメリカンコミック的な楽しさと古怪さが
あると感じたり、女形を男が演じているのがわかる
ように描いたりとリアルだ。

絵画だけでなく、実際に演じさせ、どんな見得やポーズ、
仕草かを見せる映像もあり、江戸兵衛と奴一平の対決を
見せてくれる。

また写楽はわずか10ヶ月の活躍でイキイキとした役者の
姿を描いたことや役者絵以外の大童山という力士絵、
恵比寿様などの展示、比較される歌川や勝川ら又、
影響受けた絵師たちなどの絵も展示され、人混みの中
じっくり見てきた。

同じ役者絵でも版の刷り方の違いがあり、衣装の柄や
墨や色彩の出具合で同じ絵でも全く雰囲気が変わる
楽しさも知った。

歌麿の美人画は柔らかいタッチで描かれ印象的。

時折市川亀治郎コレクションなんぞあり、自分も
このような絵を何枚かほしいと思ったりした(無理)。

役者絵なんぞ見て、改めて歌舞伎など芝居の奥深さを
感じて仕方がなかった。

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