24年1月15日 新春浅草歌舞伎 第二部


浅草公会堂
15時開演
1階席

通し狂言 敵討天下茶屋聚
四天王寺の場から天下茶屋村敵討本懐の場まで

安達元右衛門・片岡造酒頭:亀治郎
東間三郎右衛門:愛之助
早瀬伊織:亀鶴 早瀬源次郎:巳之助
弥助:男女蔵 染の井:春猿 葉末:壱太郎
人形屋幸右衛門:薪車 ほか

父を討たれた早瀬兄弟は仇である東間を追うが
その早瀬兄弟に仕える元右衛門は酒乱で縁を
切られる。それを逆恨みした元右衛門は東間側に
付き早瀬側を陥れていく。

猿之助襲名を前にした亀治郎さんの前夜祭的な
雰囲気。

金丸座も見たが、劇場に配役変われば、同じ演目
でも見る感覚はやはり変わる。配役を見たとき、
東間は男女蔵、伊織は愛之助、弥助は薪車では?
と思ったが、愛之助さんの東間は眼が利いて巨悪
が似合い、男女蔵さんの弥助はまじめな人柄が
活きて忠義な弥助を映す、亀鶴さんの伊織も芯が
しっかりして悲運の男ぶりを見せる。

亀治郎さんの元右衛門は金丸座では移り気な凄み
を感じたが、今回も小気味よく、場当たり的な
生きざまに小心ぶりをうかがわる。東間の巨悪に
対し、どこか器の小さい男ぶりを楽しく見せて
くれる。前夜祭的であり、息もつかせぬ亀治郎
ショー的な通しぶり。
造酒頭はおいしい役どころか。

巳之助さんの源次郎が前髪似合い後半は颯爽と
している。壱太郎さんの葉末はかわいらしく、
春猿さんの染の井はしっとりして、薪車さんの
幸右衛門は早瀬側を支える強さがある。
寿治郎さんの井筒屋や嶋之亟さんの茶屋女、
段之さんのおこし売りなどわずかな出ながら
印象深い。
腕助に段一郎さん、小屋頭に三津之助さん。

どこか襲名でもやってほしい演目で、初めて
歌舞伎を見るお客さんには最適かもしれない。

大詰め、命乞いをする元右衛門は源次郎に
「おいしいつけ麺食べに連れていくから、
大和屋のお坊ちゃん!」と笑わせる。

新年挨拶は薪車さんで。
浅草初参加、千葉県野田市出身で浅草は靴を
買いに来たり、ご飯を食べに来たり、寄席や
映画など見に来ていた場所そして辰年は新幹線
開通や青函トンネル開通など大プロジェクトが
完遂した年で今年もスカイツリーできる…と
挨拶される。
パンフとイヤホンガイドを宣伝をされていました。

今年の浅草はこれで見納め。
来年は平成生まれで固めるのかな。

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