25年12月7~8日 京都南座顔見世興行

12月7~8日(土~日)
京都南座・顔見世興行 
二代目市川猿翁・四代目市川猿之助・
九代目市川中車襲名披露

7日(土) 夜の部 16時15分開演 3階席
元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿
襲名口上
黒塚
道行雪故郷
児雷也

8日(日) 昼の部 10時半開演 1階席3列
日招きの清盛
道行旅路の嫁入
ぢいさんばあさん
二人椀久
義経千本桜 川連法眼館の場

今年も南座顔見世へ。

夜の部は…

才気品格ある梅玉さんの綱豊に武骨ある
中車さんの富森の「御浜御殿」。
どこか余裕で上品な梅玉さんの綱豊と
迫る必死な中車さんの富森が綱豊に食らいつく。
腰をおとすところが、大和田常務(TV半沢直樹)が
無理強いで土下座するところに似ていてやや吹き出す。
仁左衛門さん休演が惜しい。
孝太郎さんの喜世、時蔵さんの江島ほか

痛々しいが気迫感じる猿翁さん出演の口上。
藤十郎さんと猿之助さん、中車さんそして猿翁さんのみ
口上。
紋付き袴姿で車いすで登場する猿翁さん、元気な時の
お姿を見ているだけに切なくなる。襲名披露初演の際も
感じたが、お耳はしっかりしているようで、代読の猿之助
さんの声に反応し、身振りで動けるだけ表現表情を表す。
幕切れ、藤十郎さんとともに「御願い上げ奉りまする」を
小声で発声している。舞台に出演するのはいかなものかと
思いつつ、猿翁さんの精神・心意気が伝わってくる。

寂しさから人を憎む殺める猿之助さんの岩手の哀しみと
成仏できたか考えさせられる「黒塚」。
これからもこの方の黒塚を見続け、考えさせられるので
あろう。
梅玉さんの祐慶、門之助さん、右近さんの高弟、
猿弥さんの強力で。

か弱さ出て不思議な藤十郎さん梅川の「雪故郷」。
翫雀さんの忠兵衛で。

梅玉さんらの奇想天外な「児雷也」で。
松緑さんも、愛之助さんもだんまりのみ出演。
猿弥さんや笑也さんとの共演も珍しい。
ガマガエルの活躍もキモかわいい。
どこか中途半端な流れ。

終演時間、21時40分。長い。

翌日、昼の部へ。

襲名披露狂言である「四の切」。
当代の狐忠信は親への忠義に可愛らしく改めて瑞々しく
新鮮。情ある秀太郎さんの静に藤十郎さん義経、
愛之助さんと松緑さんら華を添える。

変わらぬ夫婦の愛を魅せる中車さんと扇雀さんの
「ぢいさんばあさん」。
まっすぐながら、悲劇を生んでしまう中車さんの伊織、
上品でかわいらしい扇雀さんのるんで。
右近さんの甚右衛門、猿弥さんの久右衛門、月乃助さんと
春猿さんの久弥夫婦ほか。

九段目も見たい時蔵さんと梅枝さんの「八段目」。
翫雀さんの奴で。

若旦那らしい愛之助さんと孝太郎さんの「二人椀久」。
仁左衛門さんの代役で愛之助さんが踊る。
相手役の孝太郎さんも大変だが、愛之助さんもしんどそう。

手強い我當さんの清盛らで「日招きの清盛」。
初めてみる演目、一度沈んだ陽を清盛の威勢とともに
再び陽が昇るという可笑しさと奇妙。
笑三郎さん演じる仏御前の清盛への仇討ちも描かれる。
我當さん渾身の清盛で、この方でないとできない演目かも。
我當さん門下の千次郎さんの名題披露も兼ねる。
大一座の中で月乃助さんや壱太郎さん、亀鶴さん、進之介
さん、萬太郎さん、亀寿さんが要所で活躍する。

場内に平成3年12月の新装南座開場時の顔見世ポスターが
あった、自分はここからスタートしている。それから22年通う
自分もどうか…。

南座前後で、7日は薬師寺で写経、下鴨神社詣り、
8日は京都芸術大学で猿之助への軌跡展を見る。

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