26年8月12日 歌舞伎座・八月納涼歌舞伎第一部~シアターコクーン・炎立つ

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歌舞伎座
八月納涼歌舞伎 第一部
恐怖時代
龍虎
11時開演 三階二列

八月歌舞伎座一部へ。

血で血を争う御家騒動を描く
谷崎潤一郎作の「恐怖時代」。
人の内に潜む愛欲や栄耀栄華を望む
怖さと愚かさを覗くよう。

扇雀さんの凄みあるお銀の方、
七之助さんの妖艶な美少年伊織之介
ほか萬次郎さんの一癖ある梅野が
印象的、一番まともな勘九郎さんの
珍斎が愛嬌ある。橋之助さんの残虐な
暴君も怖さある。
殺戮異常な世相は今も余り変わらない
ゾーッとする怖さ。
戦争近い時期に描かれた谷崎潤一郎の
気持の筆なのか。
見ていて、日本赤軍や学生運動など
昭和戦後の混沌とした時代を思い浮か
べた。

爽快かつ勇ましい獅童さんと巳之助
さんの舞踊「龍虎」。


炎立つ
シアターコクーン
18時半開演 二階上手

原作 高橋克彦
脚本 木内宏昌
演出 栗山民也

出演
片岡愛之助
三宅健
平幹二朗
三田和代
益岡 徹
花王おさむ
新妻聖子
宮菜穂子ほか


愛之助さんの炎立つを観る。

後三年の役のキヨヒラ(愛之助)と
イエヒラ(三宅健)の争いから源氏や
アラハバキという神をまぜ国造り
目指すキヨヒラを描く。

やや説明的ながら、前衛的、民謡に近い歌あり、
殺陣あり、家族の話ありと栗山民也さん演出らしい
東北地域を見回すような趣向をこらす、愛之助さん
から熱い想いが伝わる。

三宅くんのイエヒラの次男坊らしいやんちゃぶり、
平幹二朗さんのアラハバキという神の凄みと重み、
三田和代さんの二人の母の情、新妻聖子さんの
響く歌声、益岡さんの義家の不敵ぶりと少数一座ながら、
蝦夷のさだめや東北の大地や積雪、軍勢が見えてくる、
能の囃子か能楽師の引っ込みみたいな、またギリシャ
悲劇みたいな空気もあり、不思議な雰囲気の舞台。

まげも着物も着ない時代劇?
西日本が中心だった日本が東日本の古代史が明確でない
のを幸いに蝦夷といった民族衣装的な北から下ってきた
民の様子をうかがえる。

写メのラーメンは炎立つ観劇前に
食べた横浜家系のラーメン。

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