27年10月18日 タクフェス くちづけ

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サンシャイン劇場
14時開演 二階席後方

くちづけ
作・演出・出演 宅間孝行
出演
金田明夫
森田涼花
上原多香子
大和田獏
かとうかずこ
柴田理恵
町田萌香
中村有沙ほか

10月10日そして東京楽日で
ある18日と観る。

埼玉県本庄市にある
知的障がい者の施設が舞台。
その施設へ漫画家愛情いっぽん
(金田)と知的障がい者である娘の
マコ(森田)がやってくる。
施設に住むうーやん(宅間)との
不思議な縁からマコは施設に
馴染んでゆくが。

知的障がい者の事情が重い現実
として観ている者に厳しい
メッセージで突きつけてくるが
宅間さんらしい笑いとばしながら
切ない展開と作風になっている。

知的障がい者にその家族への
差別、いじめ、偏見、助成金の話、
自立とそんな障がいを持つ子を
残してゆく親の気持ち、施設や
面倒見る人の思いなど連鎖し
見えない、気持ちがわからない
世界を現実を舞台から吐き出されて
ゆく。

ネタバレになるが
うーやんの妹が婚約者と別れた
ところを話す場面や、知的障がい者
が犯罪者やホームレスになりがちな
話をいっぽんが聞いて激怒する場面、
うーやんが発作を起こし、いっぽん
が諭す場面、おいつめられたいっぽん
と父親であるいっぽんと離れられない
マコとの葛藤など目が熱くなり、度々
涙が止まらなくなった。

本当に誰もが住みやすい環境って
なんだろうと考えさせられた。
仕事でも障がい者雇用で役所担当と
問答したことがあるが、やはり
なんかしらナイ知恵しぼり考え
なければならないのかとも感じた。

金田さんのいっぽんは娘に一途な
父親ぶりで、序々に追い詰められて
いく姿が切ない、痛々しい。
森田さんのマコはピュアそのもの。
宅間さんのうーやんは茶目っ気と
現実を少しずつ感じる感性がコワイ。
多香子さんの智ちゃんも年頃の女心に
現実を見つめる揺れる思いを見せる。
柴田さんのきついながら、現実感ある
セリフにおかしみもあり、大和田さん
とかずこさんの国村先生夫婦も障がい
者への優しさと厳しさの間に挟まれた
心情を伝えてくる。
実際に知的障がいをもつ町田萌香さん
ほかの出演者も懸命、芝居の世界に
入り込み、観客にメッセージを伝えて
くる。

多分、自分の観劇記録の中では
今年ナンバーワンになる舞台だ。
いや人生観劇記録の中に印象残す。
これから地方公演をされるが
舞台に興味ない方も観て欲しい
です。

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