26年11月3日 国立劇場 26年11月歌舞伎公演 伽羅先代萩

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国立劇場 大劇場
12時開演 16:40終演
三階席

通し狂言 伽羅先代萩
花水橋
竹の間
奥殿
床下
対決
刃傷

国立劇場 先代萩の通しへ。
伊達騒動が題材、お家横領狙う
仁木弾正一派と幼君鶴千代を守る
乳母政岡、渡辺外記左衛門らの
忠義を描く。
またかと思いつつ、理由はパッと
口に出ないが、何か惹き込まれた。
飯炊きはカットながら花水橋から
竹の間、奥殿床下、対決刃傷まで。

藤十郎さん、梅玉さんが主ながら、
扇雀さんの竹の間の政岡、橋之助さん
の仁木など顔見世負けじと初役揃い
だからか。翫雀さんは翫雀の名では
最後の八汐も見逃せず。兎にも角にも
面白かった。

扇雀さんの竹の間の政岡が眼目。
かつて玉三郎さんの政岡を相手に
敵役八汐を演じたのが糧になって
いるのか、藤十郎さんほどの貫禄
はないがメリハリつけてきっちり
演じる。見ていて、やはり八汐に
あれこれいびられ耐える肚芸が
必要なのか難役と感じた。
大名家の話しながら、女子高生の
いさかいのような不思議な空間でも
あった。八汐のような権威にすがり
つく女性はいつの世もいるなあと
感じたり。
翫雀さんの初役八汐はネチネチして
いじらしく、孝太郎さんの初役沖の井
が胸がすくさばき役、亀鶴さんの
珍しい女形の松島と、子役も手伝い、
奥殿へつなげる。

橋之助さんの仁木は錦絵から出てきた
ような美しさと妖気ある二枚目ぶり。
梅玉さんの勝元に見劣りしない
スケール。

梅玉さんは柔らかみある足利頼兼公
と颯爽としたさばき役の細川勝元公
で似合う。
藤十郎さんの奥殿の政岡は貫禄十分、
必死に幼君を守る乳母の姿。
八十翁で効かない身体で大変そうだが
義太夫にのり説得力あり感動的だ。

弥十郎さんの男之助、渡辺外記の
安定感、東蔵さんの栄御前、秀調さん
の小槇、橘太郎さんの嘉藤太、松之助
さんの官蔵、市蔵さんの山名、亀蔵
さんの鬼貫ほかベテランから松江
さんの絹川、国生くんの渡辺民部、
虎之介くんの山中ほか若手に芝喜松
さん、扇乃丞さん、梅丸くんほか脇まで
通しの中でガッチリ魅せる。

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