24年5月) 世阿弥自筆本による能 「松浦佐用姫」・「御茶ノ水」

平成24年2月16日
国立能楽堂 18時半開演
観世文庫創立二十周年記念
世阿弥自筆本による能

大蔵流 御茶ノ水
新発意:山本則重/住持:山本東次郎/女:山本則秀
水汲みで逢瀬をする新発意と女に、それを知らず気に
入らない住持。
水汲みで待ち合わせする新発意と女の逢瀬が微笑ましい。
狂言なんだけど、恋模様を描き、見ていて不思議な感覚。

観世流 松浦佐用姫
前シテ 里女 後シテ 松浦佐用姫の霊 大槻文蔵
ワキ 旅僧 福生茂十郎
アイ 所の者 山本泰太郎
笛 一噌隆之 小鼓 観世新九郎 大鼓 國川 純
後見 山階彌右衛門ほか
地謡 観世清和 ほか

九州を舞台に好きな男性が遣唐使で旅立つのを
追いかけて入水した松浦佐用姫の悲恋を描く。
歌舞伎のセリフで「マツラサヨヒメかな…」とあり
なんだろうと思っていたが、そのようなキャラだと
思わず。
昨夏に行った小倉競馬場の旅に併せて食べに行った
イカ料理の場所が呼子というところで、松浦佐用姫が
唐へ行く好きな男性を呼んでいたという場所から来た
地名らしい。
前シテは里女とはいえ、釣竿を持つ釣りガールで
出てくる。室町時代に釣りガールとは粋かも。
後シテは唐に渡った男性を思いつつどこかはかなさを
感じさせる。

難波梅から久しぶりに能を見ているが、今回も釣りガールも
何とかの精とそうだが、どこかメルヘンかかわいらしい一面を
能はもつのかと感じる。

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